メッシ、イニエスタ、チャビ。
この3人の最強トライアングルから学べるテクニックと戦術を紹介。
かなり大雑把に説明していきます。
ファーストタッチ(トラップ)
止める
ボールの回転にも注目
動かす
ドリブルだけでなく、パスとトラップによってディフェンダーを突破することも可能
・基本は次に利き足でプレーできる位置へ
・体の動きのスピードとボールの動きのスピードを調和させる
・状況判断
・止めるのか動かすのか
・どの方向へ、どのくらいのスピードで
・なぜ? 何のために?
しっかり止めるときと、動かすとき。
どんな状況ではボールを止めて、どんな状況ではボールを動かしているか?
当たり前ですが、止める技術はめちゃくちゃ高いです。
メッシも10年前より今のほうがうまい。
トラップに関してはほとんどミスはしません。
トラップはプレーの入り口。
入り口がなければ、出口もありません。
すんなり入り口に入れれば、出口も見つけやすくなる。
ボールのどこを触っているか?
どんな予備動作を行っているか?
こんなところもよく見て欲しいですね。
ルックアップと運ぶドリブル
・基本は利き足にボールを置き、利き足でボールを扱う
・力を入れすぎない、余力を残して
・周りを見て、状況判断をしながらプレー
・スペースへのドリブルは人へのドリブルよりもボールを奪われるリスクが低い
(状況によって使い分ける)
ドリブルも敵を抜くドリブルをしているのか、それともスペースへ運ぶドリブルをしているのかチェックしてみましょう。
また、それぞれどんな状況のときに行っているのかも。
プロテクションやターン
・ボールをコントロールしながら
・相手がボールを触れられないところにボールを置く
・下半身だけでなく上半身も使って
・相手の動きの逆をつく
・ずっとボールだけを見ない
基本的なことはありますが、ここは選手の特徴によって多少の違いがあります。
チャビなら動画のようにインサイドを使ってクルクルするのが得意だし、メッシならアウトサイドをよく使います。
自分のプレースタイルからやりやすい得意な形をみつけて、それを武器にすればいい。
それから、3人とも体が大きいわけではないので、まずはできるだけ相手との接触は避けます。プロテクションももちろんできるけど、それは最後の手段。
相手に触られないという状況がある意味最強。
相手はシャツも掴めませんし、ファールもできないので。
そういう間合いの取り方っていうのも上手いですね。
動画だと、チャビは相手が引っ張るのを逆に利用してるくらい賢い(笑)。
抜くドリブル
・相手との間合い
・スピードの変化
・方向の変化
・リズムの変化
・フェイント
3人の中ではご存知のようにメッシが一番使いますね。
イニエスタはダブルタッチで抜くことが多い。
メッシやイニエスタが優れているのは、狭いスペースでも抜くことができること。
メッシやイニエスタはサイドでも中央でもプレーできますが、例えばベイルだと中央ではプレーできませんよね。
単純な走る速さのスピードやテクニックだけでなく、空間の認知や状況判断に長けているのが特徴です。
そして抜くドリブルをしながら、次のことを考えられる。
ドリブルのためのドリブルはしません。
続きはまた近藤真彦。
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