先日の日本対スペインの試合から。
スペインの強さの秘密であり、かつ、
誰でも真似してできるようになる部分をいくつか紹介。
今回はその第一弾。
「前を向く」
ボール受けるときの体の向きに注目しましょう。
相手ゴールの方向へ体が向いていることが多いですよね?
また、ただ前というだけでなく、
広いエリアにボールを動かせるような体の向きをすることが多いです。
前を向いても、狭いサイドにしか行けないような向きだと
選択肢が狭まって攻撃が詰まりやすくなりますから。
ボールを受けた瞬間は向けなくても、そのあとで素早く向くこともありますね。
次に、スペインの選手たちの顔を見てみてください。
美人かどうかとかそういうことじゃないですよ(笑)。
ボールを持っているときに顔が上がって、
味方や相手の状況を見ながらボールを扱っていますね。
「ルックアップ」しながらプレーしています。
一方、パスを受けるときに初級者がやりがちなのが、
ボールが来た方向に体が向いている、
そのままの体勢でプレーを続けてしまう、
ということ。
それだと攻める方向へボールを運ぶのが難しくなったり、
狭いところや相手がいるところへ追い込まれやすくなります。
また、ボールを持っているときに自分の下にあるボールばかり見てて
周りを見られないケースもよくあります。
最初はどうしてもボール扱いに自信がないから
ボールばかりを見てしまうのもしょうがないんですけどね。
残念ながらこれらは自らプレーを難しくしてしまうやり方なので、
早くそこから脱却できるように練習しましょう。
前を向くことと、前の状況を見ること。
この二つができるだけで、プレーはずっと楽になります!
ぜひ、意識してやってみてください!
次回は「トラップ」でこの続きを説明します。