コーチのよそには見せたくないブログ

フットサル サッカー 

クロアチア戦のポイントはここだぁぁ!

正直あまりクロアチアの試合は見てませんでしたが、寝不足の目をこじ開けてなんとかちょっとだけ見られました。

 

フォーメーションはスペインと同じ

 

基本フォーメーションはスペインと同じ4-3-3の1ボランチです。

 

ベルギー戦のスタメン (by google)

 

ブロゾビッチモドリッチコヴァチッチの中盤トライアングルは強力。一人一人がキープ力が高く、かつ打開力も高いです。

 

その中央を意識しすぎるとサイドが空きますが、左右両サイドとも攻撃力のあるウイングとSBがいるので、こちらも無視できません。

 

もし中央もサイドも封じようと中盤に人数をかけると、遠慮なくトップロビングを放ったりもします。この辺はグランダーのパスにこだわるスペインとの大きな違いですね。

 

サイドでも両ウイングやインサイドハーフモドリッチが足元だけでなく、DFの裏を狙って走ってそこへロングボールという攻撃もしてきますね。

 

スペインと同じフォーメーションですが、クロアチアはスペインほどシステマチックには戦いません。むしろ、一つの形にこだわらず、状況に応じて柔軟に戦えるところがクロアチアの強さだと言えます。

 

昔、ユーゴスラビア代表は「東欧のブラジル」と例えられていましたが、クロアチアはまさにそうで、南米的な戦い方を得意とする欧州のチームだと思います。

 

クロアチアはサイドからの攻撃が強い

注意すべきはクロスそのものよりも...

 

クロアチアはサイドで1対1でもワンツーのような2人組でも高い位置まで運んでクロスをあげられます。その時、エリア内ではトップの選手と逆サイドのウイングの二人が中で競る形が多いです。この二人が結構ゴツくて空中戦も得意としているので日本のCBは手を焼くと思います。しかし、集中していればおそらく普通のクロスでやられることはないでしょう。

 

サイドからの攻撃の時に日本が一番気をつけなければいけないのは、むしろクロスなどの後のこぼれ球クロアチアの2列目がこぼれ球を狙って走ってくるのがまぁ速いです。不用意に足を出して引っ掛けたりすると危険な位置でFKPKを与えることにもなりかねないので、ここに高い集中力と細心の注意が必要です。

 

サイドでSBとMFのワンツーで突破→クロス。

エリア内にはトップとウイングの2枚のみで、他はこぼれ球を狙ってる。

守備的な攻撃を好むチーム。

 

 

FKからのクロス。

ベルギーがPKを取られるも、オフサイドで助かった場面。

ヘディングを競ったベルギーのDFは5メートルくらい吹き飛ばされてます🥶

名GKのクルトワでも出られないエリアにボールを落としてくるのはエグいですね〜。

モドリッチなどいいキッカーがいるので、セットプレーも要注意。

 

このような競り合いからのこぼれ球という、なんとも原始的な攻撃をクロアチアは得意としてます。

 

 

ただし、次の場面のように、クロスが浅いFWが競れない時などに、こぼれ球を先に守備側に拾われて繋がれると逆にカウンターをやられることもあります。

 

日本としてはコスタリカ戦の失点場面を繰り返さないように、クリアなのか、それともつないでカウンターを狙うのかをグループとしてはっきりとさせることが重要になると思います。

 

実際つなぐのはかなり難易度が高いですが... (ベルギーはうまいので)

 

クロアチアの守備

 

まず、プレッシングに関しては、それほどアグレッシブにはプレッシングをかけてこない印象です。

 

それでも日本としてはボールを回しにくくなるでしょう。

 

ただ、ロングボールを蹴って逃げても、クロアチアCB2枚がとても強いし対応も上手いので、ほとんどボールは収まらないと思います。相手のトップに対しては最初からかなり厳しく寄せてくるので、せめてうまく体を入れてファールをもらえればという感じ。

 

プレスに対しても、どれだけ繋げるかというのが一つ鍵ですね。

 

相手の右からのクロスに弱点あり

 

クロアチアのCBに対しては、日本のトップは誰が出てもかなり苦戦を強いられると思います。得点を狙うとしたら、サイドからの攻撃が有効。

 

特にクロアチア左サイドからファーサイドへのクロスではカナダ戦で失点、ベルギー戦でも再三ルカクに惜しい場面をつくられました。ここが弱点です。

 

クロアチア左サイドから上げられたクロスに対してファーサイドでマークが甘くなる。

 

 

カナダ戦での失点シーン。

 

日本も右サイドからのクロス、ファーサイドでの合わせが得点の狙いになるでしょう。

 

一工夫入れて、4バックのサイドを狙え!

 

そうなると、どうやってクロスまで持っていくかというのが問題になります。

 

クロアチアの守りは4バックを基本として、相手のポジショニングに合わせてサイドのウイングが落ちて5バックになることもありますが、基本的にはこれまで4枚で守ることが多かったと思います。

 

ワンサイドだけだと、SBやウイングもすぐに守備位置を整えられるので、素早いサイドチェンジで相手の守備陣形のスライドよりも速くボールを動かしたり、中央でボールを持って中に敵を引きつけてからサイドに振るという一工夫が必要でしょう。

 

右から左へのサイドチェンジでウイングにボールを渡す。

最初に右にボールが行く時に攻撃側の左のインサイドハーフがいい位置に走っていたため、クロアチアの右サイドバックがかなり中に絞ることに。

攻撃側の左ウイングが前を向いてボールを持てたが、クロアチアのウイングも下がって1対1の状況を簡単にはつくらせない。

 

 

中(ハーフスペース)で引きつけて、右に展開すると見せかけて、左サイドを空ける。

クロアチアのウイングが下がるのが遅れた分、1対1スペースができる。(ここではカットインを選択)

サイドでこういう状況を意図的に作り出したいところ。

 

 

右→左→中→左でベルギーがサイドからチャンスメイク。

ボールを左右上下に動かされ、クロアチアの守備陣形がかなりフラットにさせられる。

サイドでの1対1にもスペースができるし、戻しのパスにもプレスが弱くなるので攻撃有利な状況。

 

 

カナダ戦の失点場面とよく似たシーン。

プレス回避でロングボールを蹴られ、DFラインとMFラインの間で受けられる。右サイドに振って、右からのクロスにファーが飛び込む。

狙うには少し難易度は高いが、意外とこのライン間が空いたりもする。

 

サイド攻撃で相手のウイングの攻撃力を封じろ

 

サイド攻撃でスペースのある状況で1対1ができたらチャンスを作れます。

 

仮にクロアチアのウイングが下がって守備を手助けすれば、それだけ相手の攻撃の選手が自陣ゴールが遠くなるので、カウンターの危険性が下がります。

 

この場面では、クロアチアのウイングが守備に加担しているため、ボールを奪っても前にトップ1枚しかいません。

 

ボールを奪われてもこのようにうまくカウンタープレスでもう一度ボールを回収できれば、守備の危険がなくまた攻撃ができます。

 

逆に、クロアチアのウイングの選手が守備に加担しないときにボールを奪われると、ウイングの選手を起点に素早くカウンターされる可能性が高いので要注意です。

 

あとは、モドリッチらの足元のうまさでプレスを避けられてのカウンターも怖いことは怖いですけどね。そこはリスク覚悟でドイツ戦やスペイン戦のように思い切ってやってもらいたいと思います。

 

クロアチアの疲れはどうか...

 

クロアチアはこれまでの3試合ほぼスタメン固定らしいので、疲れがあるかもしれないですね。

 

それにしもて、モドリッチは37歳とは思えないくらい今でもよく動くし、本当に上手い選手です... 年齢や疲れもあんまり当てにしちゃいかん笑。

 

日本の戦い方を予想

 

日本はグループリーグ3戦とも前半は守備的に耐えて、最小失点で乗り越え、後半攻撃的に出て勝負って感じでしたね。

 

今回もその戦略は変わらないでしょう。

 

というわけで、個人的には前半は4-3-3で守備的に戦い、後半は3-4-3で攻撃的に出るのではないかと予想。前半から3-4-3で守備的にというのも全然あり得そう。

 

どちらのフォーメーションにしろ、スタメンはスペイン戦から遠藤が入るくらいの変更じゃないですかね。ゴール前でのこぼれ球の処理など、遠藤にかかる役割は大きいです。

 

あとは出場停止の板倉の代わりにバックの選手が1枚入るかどうか。(冨安は大丈夫か? 山根はちょっと守備が心配、伊藤は波に乗れてないし...)

 

もし後半攻撃的に出るのなら、クロアチアの弱点も考えて、右のウイングに伊東、左に三苫がベストだと思います。超攻撃的に出るなら、伊東と山根の右サイドもありでしょう。

 

理想的な展開としては、左で三苫が引きつけてから中へのパス。そして、そこから右へ動かして1対1から伊東のクロス!

 

クロスまで行けるような展開になったら、シャドーストライカーやライン間での起点として南野を入れるのも面白いかなと思います。

 

 

どこまで予想が当たるかわからないですが、色々考えてみるのも面白いですね〜。

では👋