勝った〜!!!
正直、ビックリマークがいくつあっても足りないくらいの驚きです😅
日本5バックを選ぶ
日本はこれまでの4バックではなく、5バックを選択。
オリンピックの時に4バックでやられたので、5バックにした意図は理解できました。ただ、5バックにすると後ろが重くなり、スペインに対してプレスをかけられない。
また、引き込んでボールを奪えても、カウンターがロングばかりになるので、なかなか攻撃を仕掛けられなくなります。
ボールを保持され続け、早い時間で失点
案の定、深い位置まで侵入されクロスからモラタのヘッドで失点。
正直、ここで終わったと思いました。このやり方ではダメだろうと。
その後も危ないピンチがありましたし。CBは3人ともイエローカードもらってしまうし。
普通に考えたら絶体絶命です。
得点シーン以外でも、モラタはCBの背後にポジションを取り続けていて、そこにクロスを狙われたら嫌だなぁっていう場面がありましたが、スペインはそんなにクロスを狙ってこなかったので助かった印象があります。
また、日本のDFラインは守備陣形をコンパクトにするため結構高めにしていたので、その裏へのロングボールを狙われたら嫌だなと思って見ていましたが、それほど狙ってきませんでした。
1失点で前半を乗り越えたのが大きかった
結果的に、1失点で済んだのが大きかったですね。
日本は前田が相手CBからブスケツへのパスコースを常に消すように守っていて、ブスケツにほとんどボールを触らせませんでした。ブスケツが消されたことで、スペインはいつものリズムが出なかったというのはあると思います。
こんなにブスケツが目立たない試合というのも珍しいです。
後半の押し上げハイプレスとショートカウンター
スペインのバックパスに対し相手GKまでプレス。これが狙い通りにはまりましたね。
前半は得点になりませんでしたが、後半は最初のシュートで同点になりました。
その後立て続けに逆転弾。
2点ともスペインの左サイドから生まれてます。やはりバルデのところは狙い目でした。
バルデ→アルバの交代と日本のリアクション
同点に追いつきたいスペインは、温存していたアルバを投入。日本の右サイドは攻撃的な選手の伊東。これは逃げ切りたい日本にとっては、嫌な展開です。
そこで森保監督はすかさず冨安を右サイドに投入。これは素晴らしい交代でした。思わず拍手してしまうほど。
追いつきたい相手の一番強い部分に対し、こっちの一番強い守りをぶつけて無効化する。相手の飛車に対し、こっちの飛車をぶつけて守る感じです。(あってるかな?)
すぐにリアクションを打てたタイミングも含めて、これは戦術的な面以上に選手のメンタルにいい影響を与える交代だと思いました。
アルバ対策だけでなく、伊東を残したことで、最悪前半にカードをもらっている3人のCBのうち一人が退場とかになったとしても、交代カードを使わずに冨安をCBにスライドさせ伊東を右サイドに戻すことも可能になる。
そういった論理的な考え方が交代のメッセージで伝わることで、選手には安心感につながります。
これで逃げ切る可能性がぐっと高まりましたね。
あと、危険だったモラタが下がったことも、個人的には助かったと思いました。少なくても失点時のような高いクロスは怖くなくなりました。
運
最後に、結果的に戦術がうまくハマったり、もちろん選手の頑張りや個々の強さがあったというのもありますが、運も味方してくれた気がします。
これ、出てませんが、以前だったらゴールキックにされていたでしょう。
今大会はテクノロジーやビデオチェックのシステムができたことでオンプレーと認められました。
また、主審によってはオンプレーと認めらなかった可能性もあるくらいほんとギリギリです。
こんなホンのちょっとした差で運命が変わってしまうなんて... サッカーって運のスポーツでもあって面白いですよね。
ちなみに、人の目だけだとこれがオンプレーとなってしまいます。
これがオンプレーはさすがにひどい😂