相手の守備が前からプレスをかけているような状況の時。
ディフェンダーが前がかりのときは、相手陣地のスペースも大きくなります。
攻撃はそのスペースをうまく利用しましょう。
いろいろな方法がありますが、今回はピボ当てを使ったやり方を動画で紹介。
ピボ攻撃の一番シンプルな形です。
まずは、ピボが自分でシュートまで持ち込む形。
スぺースを利用して、マークを外したり、ドリブルで守備者をかわしたり。
他の守備者が戻ってくると、スペースを消されたり、カバーリングされるので、基本的にシュートまで持ち込むのはそれまでの短い時間。
守備者との駆け引きを征して、相手ゴールに近い場所でシュートを打てれば大チャンス。
ファールになれば近い位置での直接FKになるので、そのぶんDFもファールしづらい状況になります。
次に、ピボにボールが収まるときに、味方の選手が上がって、パスを受ける形。
瞬間的にマークを外したり、数的優位を作り出せるように、ボールを受けに行く選手の動き出しのタイミングとスピードが大事。
守備者にマークをつかれたときは、フェイクでマークを外したり(動画の1:34〜)、他の味方との連動でパスを受けることも(動画の2:55〜)。
ピボはボールを収めながら、とくに味方選手やそのマークの動きまでよく見てプレーします。
最後に守備の対応の例も。
縦パスが入った瞬間に前の選手が素早く戻って、危険なスペースやパスラインを消す。
自陣ゴール前での1対1で自由にやらせないことはもちろんだけど、1対1や数的不利をつくらせないように守ることも大切。
チームで協力してうまくボールを奪えれば、逆にカウンターのチャンス!