ElPozo vs Dorozhnik (2004-05)
この頃のエルポソはいいメンバー揃ってますね。
中でも光るのはやっぱりレニージオ。
状況の理解が天才的。
最後はまるで忍者のようなマークの外し方(笑)。
守備の立ち位置はどうか。
スペースはどこにあるか、次にどこにできるか。
相手がこうしたら、こっちはこうする
スペースがここにできたら、それをこう使う
っていうのがシンプルだけど的確なところがすごい。
常にゴールを意識しながら、
ほんのちょっとした状況の違いに合わせて崩し方を変えてくるから、
守備からすると読みづらいプレーをする選手。
何をするのか分かりづらいのは味方でも同じで、
この選手にパスを出すときはボーっとしたパスを出したらダメ。
その点、さすがキケやヴィニシウスは
意図を汲んだパスをタイミングよくビシっと入れてくるし、
リターンパスの受け手にもなってる。
実際キケはなんだかんだでこの試合で2点とってる。
味方を活かしたり、バランスをとりながらも
ときには自分でもフィニッシュに絡める。
ただ味方を活かしたりバランスをとるだけの選手だと
それらの強みがチームに反映されにくいのがフットサル。
フットサルはサッカーよりも
よりダイレクトにゴールを意識してプレーするスポーツ。
キケやヴィニシウスのプレーからはそういったことも感じられる。
ゴールを奪うために
技術や戦術、フィジカル、メンタル、コミュニケーション...
持っているもの、使えるものすべてを使う。
ゴールをとらないと勝てないし、評価されない。
1本しか打たなかったシュートが入る日もあれば、
いくら打ってもゴールが入らない日もあるけど...
レニージオのようにうまい選手が
誰よりもたくさんシュートを打って、
チームは最終的に8点もとっているのに、
本人は1点もゴールしてないんだよね😅。
でも、ゴールの意味や価値、そして自分の役割を
誰よりもわかってプレーしているように自分には見えます。