前回の記事に続いて、またフットサルのタッチラインのお話。
セットプレーは得点につながりやすい
ペナルティキック（PK）、フリーキック（FK）、コーナーキック（CK）...
相手陣内でのセットプレーからの攻撃が得点につながりやすいのは、サッカーでもフットサルでも同じです。
そのセットプレーの中で、サッカーとフットサルの一番の違いは何かというと、タッチラインからのリスタートでしょう。（ほかに第２PKとかもあるけど。）
サッカーだとスローイン、フットサルではキックインになる。これは誰でも知ってますね。
フットサルではキックインもコーナーキックと同様の効力を持つ
タッチラインからボールを蹴ってリスタートできるフットサルだと、ゴールラインに近い位置でのキックインはコーナーキック（CK）とほとんど変わらなくなります。
相手ゴールに近い位置でのタッチラインからのリスタートでは、CKと同等、ときにそれ以上の脅威を持てるのがフットサル。
両手で投げたり、タッチラインがゴールから遠いサッカーの場合はなかなかこうはいきません。
この動画のように、なんでもない攻撃からキックインになって、そこからゴールが生まれることがフットサルでは普通に起こりえる。
流れの中でシュートがなかなか打てない、CKやFKがとれるほど攻められないような時には、そのぶんキックインからシュートを打ったっていい。
ルールを最大限に利用する
サッカーとフットサルのルールや条件の違いを理解してる人は多い。
元サッカー経験者でも、ちゃんとフットサルのルールを守ってやってる人も多い。（当たり前だけど）
でも、そのフットサルのルールをいかに自分たちに有利になるように利用するか、いかにプレーの目的（例えばゴールを奪う）につなげるかと考えてプレーしている人は意外と少ない。
ルール通りやることだけに意識がいって、プレーはついサッカーと同じことを選択しがち。
それを見て、もったいないなと思うことがよくあります。
フットサルのルールや条件を最大限に利用するだけで、勝てる可能性は絶対に高くなる（はず）！
これもある意味フットサル特有のセットプレー（ゴールクリアランス）。
ルールを最大限に利用すれば、ゴールクリアランスからのゴールも可能。
ずる賢くプレーする
狭いコートで行うフットサルでは、常にどこからでもゴールが生まれる可能性がある。
その条件下での相手との駆け引きが面白さの一つだと思います。
アウトオブプレーからのリスタートでもそう。
逆に言うと、
ボールがコートの中でも外でもどこにあっても、
「のんびり休んでる時間はない！」
フットサルのルールや条件を最大限に利用できるよう、常に”ずる賢く”頭を働かせましょう。
