2006年W杯 準々決勝 ブラジル vs フランス
これは名勝負。
ブラジルは前回大会の王者。
メンバーにはロナウジーニョ、カカ、ロナウド、ロベカルを始め、当時のトップ選手たちがずらり。
一方のフランスは予選から大苦戦して、一度代表から引退したジダンを引き戻し、なんとか本大会の出場を決めた。
基本的な戦い方は優勝した98年と同じ方で、固い守備が中心。攻撃は司令塔のジダン、トップのアンリ、サイドアタッカーのリベリーら数人の力でなんとかするような感じ。
リベリーはこの大会でブレイクした選手。
この大会で現役引退したジダンがとにかくすごい。
フィジカルの衰えに反して、サッカーがより洗練されている。
あと、冷たい表面の中の熱いリーダーシップ。
このときから、その後監督としても成功する資質が十分に見える。
個人的にはこのときのパフォーマンスが一番好きですね。
今見ると、「PKか!?」って場面で、当時はVARがなかったことを自分が忘れてたりする。
慣れって不思議。