コーチのよそには見せたくないブログ

フットサル サッカー 

1997年トゥルノワ・ド・フランス

クラシックマッチシリーズ。

 

今回は1997年トゥルノワ・ド・フランス

1997 Tournoi de France - Wikipedia

強豪4カ国によるミニ大会でした。

翌年のフランスW杯へのテスト大会としての役割もありました。

 

スタジアムもまだ一部完成していないところもあって、

代わりにその部分にアートな壁画が飾られていたりしてユニーク。

 

https://www.thesun.co.uk/wp-content/uploads/2017/05/nintchdbpict000320710577-e1493749890922.jpg

 

 

その中から今回はブラジル代表の試合だけをピックアップ。

 

  

フランス vs ブラジル

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ジダンはこの時から別格にうまい。

 

この試合で世界がロベカルの名前を覚えた。伝説のFK。

 

 

 

 

ブラジル vs イタリア 

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この大会のベストマッチ。

 

当時の欧州最強リーグがイタリアのセリエA

そして、世界最強ナショナルチームがブラジル。

その2カ国のドリームマッチ。

そして94年W杯決勝のカードの再現でもあった。

 

守備のイタリア対攻撃のブラジル。

 

固い守備からカウンターで効率よくゴールを奪うイタリア。

リードを許すと攻撃のギアをさらに上げていくブラジル。

後半の怒涛の攻撃。

 

最後のゴールのトラップは今でも意味不明。

何が起こった?

 

 

イングランド vs ブラジル 

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自信満々、イケイケのブラジル。

 

イングランド相手にサイド攻撃なんていらねーよ」

とばかりにひたすら中央をコンビネーションと個人技でえぐってく。

 

リフティングでパスをつないだり、自由に遊んでるかのようにボールを扱うブラジルの選手たち。

 

固定観念をぶっ壊す感じがフットボールっぽくっていいです。

 

 

親善試合のようなプレッシャーがかからない環境だったことと、”ロロ(ロナウドロマーリオ”コンビのようなクラッキが噛み合ったことで選手たちが実に伸び伸びプレーしてます

そこら辺を味わっていただけたらと思います。

 

 

最後にざっくりとした他のチームも感想も。

 

イタリアはいい選手が揃っていたけど、チームづくりがちょっと保守的すぎた。

 

フランスは中盤から後ろの完成度は高かったが、トップやサイドアタッカーが決まらなかった。(W杯まで答えは出ず)

 

大会の優勝はイングランドに。

そこそこ手堅いけどたいした驚きもないチームが結局優勝。

 

そのときから20年以上経つが、イングランドにとってはいまだにこれが実質最後の獲得タイトル... 。

 

その間に他の3チームは合計4度のW杯優勝。

トンネルは長い。